Facebook は、ロシアのトロールファームにリンクされたアカウントをユーザーが「いいね!」したかフォローしたかを表示するツールをリリースしました。

フェイスブックの法務顧問コリン・ストレッチ氏(左)は10月に上院司法委員会で証言した。チップ・ソモデヴィラ/ゲッティイメージズ
フェイスブックは金曜日、ロシアが2016年の米大統領選に影響を与えようとした試みに関連するページにユーザーが「いいね!」したかフォローしたかを確認できるツールを公開した。
フェイスブックは、2016年の選挙期間中に1億4000万人以上がロシア関連のプロパガンダにさらされた可能性があると議会公聴会で明らかにした後、11月にそのようなツールを提供すると約束していた。
今年初めの公聴会で、Facebookはロシアのアカウントにリンクしたとされる約3,000件の広告を公開した。しかし、ロシアの活動にリンクしたアカウントとページのリストはこれまで公表していない。

Facebookは著者に対し、インターネット・リサーチ・エージェンシーにリンクされたページをフォローしたり「いいね!」したりしたことは一度もないと伝えた。
グラハム・スターこの新しいツールは、同社がロシアに拠点を置くインターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)の荒らし対策サイトと関連付けたFacebookまたはInstagramのページに、ユーザーが「いいね!」またはフォローしたかどうかを表示します。ただし、IRA関連のアカウントからの投稿や広告が表示されたかどうか、あるいはユーザーがそれらの投稿や広告に反応したかどうかは表示されません。
Facebookはこのツールの提供開始を発表していないようです。モバイルユーザーに重点を置いていることで知られるFacebookですが、不思議なことにこのポータルはデスクトップ版のみで利用可能です。Facebookの広報担当者は、「このツールの存在を人々に知ってもらうために、多大な努力を払う」と述べています。このツールの提供開始については、Axiosが以前報じていました。
フェイスブックの運営方法(ユーザーごとにカスタマイズされた投稿と広告のリストが表示される)のため、ほとんどの人にとって、ロシアに関連する政治広告を目にするのは議会公聴会が初めてだった。
FacebookまたはInstagramでIRAのページに「いいね!」またはフォローしていたかどうか、こちらでご確認ください。もしそうであれば、[email protected]まで詳細をメールでお送りください。(スクリーンショットも添付してください。)