今週の宇宙写真:銀河3への旅

今週の宇宙写真:銀河3への旅

さらに、ハッブル宇宙望遠鏡、国際宇宙ステーション、そして昇る赤い月。


  • 傾斜した角度から見た上層渦巻のガスと塵の眺め

  • さまざまな満ち欠けの月の眺め

  • 銀河の明るい赤色の恒星活動

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ハッブル宇宙望遠鏡は常に美しい銀河を探しており、NGC 3169 の写真で見られるように、時折、ちょうど良い角度で銀河を捉えることがあります。7000 万光年離れた場所にある NGC 3169 は、私たちの銀河に対して傾いているため、私たちの視界では上部の渦巻き状のガスと塵が強調されます。


今週の宇宙冒険では、宇宙を駆け巡り、全く異なる3つの銀河を訪ねます。それぞれの銀河が、個性的で奇妙な存在であるのは当然でしょう。ハッブル宇宙望遠鏡のディープフィールド画像をご覧になったことがあるなら、宇宙には数兆もの銀河があることをご存知でしょう。そして、そのすべてが完璧な渦巻きや、星々が集まった細長く整然とした円盤状であるわけではありません。

まずは地球から7000万光年離れた銀河から見てみましょう。NGC 3169は渦巻き銀河で、ハッブル宇宙望遠鏡がこの銀河を捉えた角度から、そこで何が起こっているのかを詳しく見ることができます。正面から捉えた銀河や横からしか見られない銀河よりも、この銀河の塵とガスの密度をよりよく観察できます。非常に遠く離れているにもかかわらず、この銀河は厳密には私たちの銀河系である天の川銀河とともに、おとめ座超銀河団に属しています。

次はケンタウルス座Aです。この銀河は銀河というより、明るい星の光の染みのように見えるという点で、少し変わっています。非常に活発な星形成銀河ですが、生まれたばかりの星々は故郷の中心から離れようとしているのかもしれません。ケンタウルス座Aの中心には、ガスと塵をゆっくりと飲み込む超大質量ブラックホールが潜んでいます。つまり、周縁部には生命が溢れている一方で、中心には死しかないのです。

NGC 1156もまた、銀河の世界では異端児です。まるで画家が筆に赤い絵の具を浸し、星々をランダムに描いて終わりにしたかのようです。しかし、NGC 1156には、熱い赤色に輝く若い星形成領域と、青く輝くより若い成長中の星々がバランスよく混在しています。

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