具体的なユートピアに向けて

具体的なユートピアに向けて

*ベオグラードのユーゴスラビア建築観光。何をご存知ですか?

https://www.bbc.com/news/world-europe-46960948

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ユーゴスラビア社会主義建築の展示会「コンクリート・ユートピアに向けて」がニューヨーク近代美術館で6か月間の開催を終えたばかりだ。

そして、ブルータリスト建築への関心の高まりにより、ノヴィ・ベオグラードは生コンクリートの愛好家たちの聖地となっている。

ユーゴツアーのガイド付きツアーは、現在も25万人が暮らす数十の「ブロック」についてもっと知りたいという需要に応えるのにちょうど良いタイミングで登場した。

「建築学を専攻していて、講義でこの建物を見て、ぜひ訪れてみようと思ったんです」と、中国出身でイギリスの大学に通ったペリー・リーさんは言う。彼は今、ザスタヴァの窓からノヴィ・ベオグラードの見どころを眺めている。

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これは、ノヴィ・ベオグラードが直面する課題の縮図です。国際的な好意的な注目の波に乗っているかと思うと、その具体的な創造物は崩れつつあります。

「私たちが直面しているのは、質の高い空間の維持管理が不十分なことです。これは本当に残念なことです」と、ベオグラード国際建築週間の共同創設者ダニカ・ヨヴォヴィッチ・プロダノヴィッチ氏は言う。

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