[#動画: https://www.youtube.com/embed/CwsDKy6xsAQ
これはかなりクールな動画ですね。この男性は、シンプルな道具を使って地面に大きな穴を掘り、そこから小さなプールと小さな地下室を作っています。でも、一体これを作るのにどれくらい時間がかかるんでしょう?動画はたった20分ですが、プールハウスを作るにはもっと時間がかかるはずです。
見積もりはどうでしょうか?普通の人間がこれを掘り出すのにどれくらいの時間がかかるか、見積もりましょう。これは見積もりの威力を示す素晴らしい例です。正確な値を出す必要はありません(もし正確な値が出たら、それは見積もりとは言えません)。しかし、10時間というビルド時間なら、なんとかできそうです。1,000時間だと、1人で1ヶ月かけて作ることができます。さて、実際にやってみて、どうなるか見てみましょう。
この見積もりにはいくつかの要素があります。まず、土の量です。除去する必要がある土の量はどれくらいでしょうか?これはそれほど難しい見積もりではありません。穴の長さ、幅、高ささえ分かれば、土の量を計算することができます。次に、「スコップ1杯分」あたりの土の量です。作業員が少し掘ってから、土砂をまとめて捨てているのが分かりますね。土の量とスコップ1杯あたりの時間がわかれば、スコップの回数と掘削時間の合計がわかります。これが計画です。
まずは一番簡単な総容積から計算してみましょう。動画を見ると、平均深度2メートル、長さ4メートル、幅3メートルのようです。つまり、総容積は24立方メートルになります。ご安心ください。計算結果をPythonコードで下記に掲載していますので、ご自身で概算していただけます。
さて、スコップの容量と時間についてです。1回の「投げ込み」でできる量だけを考えてみましょう。これはほぼ平らな円柱状の土です。私の手で計算すると、この土の直径は約20cm、深さは10cmです(どちらも私の推定値より大きめです)。これらの値をメートルに換算すると、円柱の体積を求める次の式が使えます。

レット・アラン
私の推定では、土を投げる量は3.14 x 10 -3 m 3です。少ないように思えるかもしれませんが、実際はそうなのです。1立方メートルは、一辺が1メートルの箱です。では、全体を掘り出すには何杯必要でしょうか?杯数は、総体積を1杯分の体積で割った数です。つまり、7,639杯分です。
時間はどれくらいでしょうか?土投げを3つの部分に分けてみましょう。まず、掘る。次に、すくう。そして最後に、穴から土を投げ出す。この3つ目の部分では、穴の端までたどり着くために、少し動き回る必要があるかもしれません。動画を見ると、1回のすくいにかかる推定時間は以下のとおりです。
- 掘削時間 = 10秒。
- スクープ時間 = 6秒。
- 投げる時間 = 3秒。
1回のスコップ投げにかかる時間は合計19秒です。これはかなり余裕のある数字だと思います。あとはスコップの数と1回あたりの時間を掛け合わせるだけです。これで合計掘削時間は1.45×10秒、つまり40時間になります。はい、これで1週間分の労働時間です。残業はなしです。
前に言ったように、ここに私の計算結果があります(変更したい場合に備えて)。
さて、最初の疑問に戻ります。これは本当に一人で可能なのでしょうか?この男は本当に穴を掘って、全部一人でやったのでしょうか?可能だと思います。1週間でできるでしょう。いや、もしかしたら3週間かかるかもしれませんし、見積もりが分かれば4日で済むかもしれません。明らかに1日では終わらないはずです。私の推測では、これは数日かけて完成したと思いますが、おそらく他の人の手伝いもあったのでしょう。いずれにせよ、彼が一人でやった可能性は十分にあります。
これで、見積もりの威力がお分かりいただけたと思います。難しくはなく、ごく大まかな答えを得ることができます。大まかな答えでも、問題についてかなり多くのことを知ることができます。今回のケースでは、もし自分でプールハウスのようなものを作ろうとしたら、掘削にかかる時間をもっと正確に見積もってみるかもしれません。もし見積もりが1,000時間だったら、私はそのまま諦めてしまうでしょう。
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