今週の写真:インドネシアの火山が噴火

今週の写真:インドネシアの火山が噴火

アグン山は先週、50年以上ぶりに噴火した。

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インドネシアのリゾート島バリ島で噴火するアグン山。2017年11月28日、カランガスム・リージェンシーのクブ地区から撮影。ソニー・タンベラカ/AFP/ゲッティ

先週、インドネシアのアグン山が半世紀以上ぶりに噴火を開始し、上空約7,000メートルまで煙と灰を噴き上げました。数千人が山腹から避難する中、AFPのカメラマン、ソニー・トゥンベラカ氏は興奮気味に山頂を目指しました。「噴火は美しい写真を生み出します」と彼は言います。

トゥンベラカ氏は必ずやその瞬間を捉えようと決意し、火曜日の夜、そのチャンスを掴んだ。火山監視センターで科学者たちと雑談していた時、山は1週間で3度目の噴火を起こした。トゥンベラカ氏は車に飛び乗り、クブ地区東部の小高い丘へと向かった。そこは火口からわずか8キロほどの地点。そこで、標高9800フィート(約2700メートル)の山頂から噴き出す火山灰が赤熱する様子を捉えたこのドラマチックな写真を撮影した。期待を裏切らない。「本当に美しい」とトゥンベラカ氏は言う。

美しいが、危険だ。アグン山は1963年に前回噴火し、1,500人以上が死亡し、村々が埋もれ、地球温暖化を引き起こした。成層火山は9月に再び噴火を始めたが、11月21日にようやく蒸気と岩石の噴煙を噴き出した。その後1週間にわたって大規模なマグマ噴火が続き、当局はさらに大きな「差し迫った」大噴火を予期し、火山警戒レベルを最高レベルに引き上げた。空港は2日間閉鎖され、12万人の観光客が足止めされた。また、噴煙を上げ続ける火口周辺6マイルの危険地帯から地元住民約5万人が避難した。その一部は、トゥンベラカ山を通過したに違いない。

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