さらに、悪魔の足跡、大気の加熱、巨大なメシエ2星団など。
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NASAはあらゆる種類の宇宙現象を研究していますが、今回は非常に身近な問題に取り組んでいます。最近、地球のオーロラを研究するための「オーロラ帯湧昇ロケット実験(AZURE)」の一環として、2機のロケットを打ち上げました。各ロケットは大気の密度を測定し、ガストレーサーを放出します。この画像に写っているクラゲのようなものがそれです。
今週は宇宙にとって大きな出来事が起こります。近隣惑星からのニュース、NASAのクレイジーなロケットが空にクラゲの虹を作ったり、そして、まあ、大したことじゃないけど、ブラックホールの史上初の画像が撮影されたり。そう、100年近くも頭を悩ませ、絵を描き、コンピュータモデルを作り、映画『インターステラー』のガルガンチュアに頼ってブラックホールの姿を想像してきた私たちは、ついにその姿を思いついたのです。
水曜日、イベント・ホライズン・テレスコープのチームは、M87銀河の中心にある超大質量ブラックホールの待望の写真を公開しました。ここでいくつか注意点があります。M87は5500万光年離れているため、今回のブラックホールの写真は私たちにとっては初めての情報です。その光は、恐竜が絶滅する直前にブラックホール周辺から放出されました。
この超大質量ブラックホールが超大質量と呼ばれるのには理由があります。主に太陽の65億個分に相当するからです。しかも、このブラックホールは実際には休眠状態です。母銀河からあまりにも多くの物質を吸い上げてしまい、これ以上は吸収できない状態です。まるでお腹いっぱいの食事をした後のように、ただ静かにそこに佇んでいるのです。
ブラックホールの支配から逃れた後は、太陽系に戻り、火星と木星へと向かいます。そこでは、謎めいた砂嵐の軌跡や木星の大気圏における大気加熱について調査します。さあ、元気を出してください。今週はあの世で緊張感あふれる日々が待っています。
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