パンデミック下において、メッセージは明確だ。学校は夏の間休みであり、おそらくそれ以降も休みになるだろう。
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写真:ジャスティン・サリバン
ベイエリアのほとんどの学校は、6つの郡が外出禁止令を発令する前日の3月16日に休校となった。写真はサンフランシスコのテンダーロイン小学校。無人となっている。
新型コロナウイルス感染症がサンフランシスコ・ベイエリアを襲う前は、フォトジャーナリストのジャスティン・サリバン氏はゲッティイメージズにRAWファイルを数秒でアップロードできました。しかし今では、数分かかることもあります。「午後2時から6時の間は、インターネットが途切れてしまいます」とサリバン氏は言います。「誰もがZoomで会議をしたり、映画を見たりしているんです。」
その「何でも」には宿題も含まれます。3月17日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、地元の6つの郡が外出禁止令を発令して以来、学校は閉鎖され、教育はオンラインに移行しました。Google Classroomなどのプラットフォームでは、子どもたちはクイズに答えたり、課題を提出したり、教師や友達とビデオチャットしたりできます。たとえ学年度の残りの期間、対面の教室が空のままであってもです。
サリバン氏は、Googleマップで驚くほどカラフルな校庭を見つけた時、閉鎖の状況を独自の視点で捉えた。さらに衛星画像を調べ、DJI Mavic II Proドローンで、最もクールな光景を撮影しようと出発した。新車が積み残された倉庫からコストコを取り囲む客の列まで、サンフランシスコの変化を記録するための彼の主なツールはMavic II Proだ。「この危機がいかに深刻であるかを人々が真に理解するために必要なレベルの文脈を提供してくれるのです」と彼は言う。
地上200フィート(約60メートル)から見ると、遊び場は抽象化され、その形や曲線はジョアン・ミロの絵画から飛び出したかのようだ。しかし、最も印象に残るのは、かつては鬼ごっこや石蹴り、縄跳びで遊ぶ元気いっぱいの子供たちで溢れていた場所が、不気味なほど静まり返っていることだ。今、彼らの溢れんばかりのエネルギーは、ニンテンドースイッチとGoNoodleに注ぎ込まれている。彼らをつなぐものは、壁を貫く光ファイバーと銅線だけなのだ。
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